仕事ステップアップ戦略!「軸ずらし転職」とは?私が実践して達成出来た事

転職で年収アップを狙うなら“軸ずらし転職”が絶対オススメ!

こんにちは。“おじこ”です。
今回は転職の新常識『軸ずらし転職』について紹介します。
今までの経験とスキルを活かしながら年収をアップさせる為の効果的な方法です、私自身も営業の職種を活かして『軸ずらし転職』により収入がアップしています。

この『軸ずらし転職』は、転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化させる生き方』著者である“moto”氏(戸塚俊介氏)が提唱する理論です。moto氏について詳しい情報はこちら

今の業界や職種は続けたいけど年収アップを狙って転職をしたいと考えている人に参考になりますので最後まで記事をご覧ください。

Point1『軸ずらし転職』がオススメな理由

まったくの経験ゼロから始める転職よりも、今まで培ってきた業界経験や職種での得意分野を活用しながら業界や職種を変えていく転職方法となります。

採用する企業側も中途採用には未経験者よりも少しでも関りのある経験者が望ましいので、自分の経験・知識や得意分野を見つけて、それらをフルに活用して転職で売り込む事が大切です。

業界経験を活かして『〇〇化粧品メーカー営業から◇◇化粧品メーカー企画マーケティング職として転職』、職種を活かして『〇〇電気の販売員から◇◇電気メーカーの営業』などの例えがありますが、メリットとしては前職での経験や知識が高く評価され採用側としても即戦力として受け入れる事が出来るので内定の確率が高くなる事と、交渉次第で収入が大きく上がる可能性があります。

また、業界により収入が大きく変わりますので、事前に各業界の給料水準を把握しておき目標金額も決めておくと良いと思います。

自分の強みの軸を活かしてステップアップ転職をする事により収入が上がる可能性があります。
様々な職種での軸があると思いますが私の代表的なステップアップ転職は次の流れです。

住宅設備卸(営業)→白物家電メーカー(営業)→外資系理美容家電メーカー(営業)→外資系日用雑貨(営業)

住宅設備卸営業から大手家電メーカー営業へ転職

住宅設備を扱う問屋の営業として勤務していました、初めての営業経験でしたが数年で中堅セールスとなり仕事にも自信が持てる状態で仕事でもプライベートでも充実していました。

ただ問屋の中間業務だったので商品の開発から製造・流通まで行っているメーカーに対して憧れがあり、これからの流通市場を考えても問屋は将来的に不要になる可能性が高い事から、業界は問わず『営業』としてメーカーに勤務する事を目標にしました。

少し前の自分では、低学歴だしメーカーに行こう等と考える事は無かったのですが、中規模の会社で入社数年で営業のエースとなり社内での各種表彰を受けていたので“今までの実績を活用し営業としてメーカーに自分を売り込む”事に自信がありました。

一番望ましいのは今までいた住宅設備メーカーでの営業でしたが、色々な業界のメーカーを見ると給料の差が結構大きいと感じました。

業界には拘りがなかったので募集している製造メーカーは片っ端から応募して数社の面接を受けたところ、想像以上に今までの実績や経験が評価され予想以上の数社の大手企業から内定を頂く事が出来ました。

低学歴の私が大手メーカー数社に内定をもらえるとは思ってもいませんでしたが、最終的に大手家電メーカーに営業として入社する事が出来ました、この時に業界水準の給料で収入は2倍近くになり一部上場企業だったので社会的信用も得る事が出来ました。

この転職で強く感じた事は『職種に特化したスキルや経験・実績の次に学歴が考慮される』という事で、私のような学歴の無い人間でも経験を活かしてステップアップが出来た事に嬉しさを感じました。

同じ営業職として入社後は慣れるまでの苦労はありましたが、住宅設備も白物家電(エアコン・冷蔵庫・洗濯機等)も住宅に関わる商品なので基礎知識があり数か月後には以前の会社と同じような仕事のペースを掴む事が出来るようになりました。

この会社でも新規カテゴリーの立ち上げから年間売上などの様々な賞を獲得する事ができて、更に自信とスキルを付ける事が出来たと思います。

白物家電メーカーから理美容家電メーカーへ転職

また転職するキッカケがあり同じ軸で理美容家電の業界へとステップアップしました、収入的には10%位のアップ率でしたが外資系企業なのでワークアンドライフバランスがしっかりしていて、とても良い仕事環境を手に入れる事が出来ました。

同じ家電業界でもカテゴリーが違う事と初めての外資系企業だったので別世界であり、また1から吸収する事は大変ではありましたが確実にヤリガイを感じてて純粋に仕事が楽しく成長が出来ている思えました。

この会社のつながりで日用雑貨業界での営業も経験する事となり、日用雑貨業界については多くの販路やメーカーなどが参入しているので、自分としては非常に役立った経験となりました。

業界・販路により多くを学び、営業としてのスキルも格段にあがったと感じました。

販路やアプローチ方法は出来るだけ多く経験する

更に細かい話をすると家電を扱う業界でも販売先は家電量販店・オンラインショップ・テレビショッピング・カタログギフト・家電卸・インバウンド・ホームセンター・ドラックストア・ディスカウントストア・GMS・・・など販路が多くあり、それぞれの提案商品やアプローチ方法が違うので、全てを経験する事によって自分が対応できる守備範囲も広がり、経験・価値へと繋がります。

転職を繰り返していると最初の頃は主力の得意先は担当出来ない事が多いので、様々な経験が出来る事も転職のメリットだと考えます。

私の場合、営業という職種経験を活かして5社の会社を経験しています、決して凄いトップセールスだったり特別な資格を持っている訳でもなく、ただの低学歴サラリーマンでしたが『営業という軸をしっかり持ち』様々な業界や販路を経験した蓄積のお陰で社内外に認めてもらえる迄になりました。

また時代の流れによって主力の販売先が変化する事も多くあり、家電業界でも一昔前はGMSが主力の頃がありましたが今では断然オンラインが強いなど、今後の流れを見る事と苦手意識は持たずに率先してチャレンジする事も大切です。
また、業界や職種・国内企業や外資企業でもそれぞれの給料体系や業務内容に大きな違いがあります、私の知っている範囲では外資企業の場合はストレートに実績やパフォーマンスが収入に繋がり、私のような営業畑の人間には物凄くヤリガイを感じる反面、ドライな部分も強くありパフォーマンスが落ち始めると社内でのポジションが無くなる事もよく見ます。

諸外国でも主流になっている『ジョブ型雇用』に今後の日本も変わる可能性がありますので、その時に何か一つ特化した経験値を持っている事は強みとなるので出来る事から始めると良いでしょう。

まとめ

ステップアップをする為には現職で出来る限りの経験や実績を多くつくり、面接・職務経歴書でのアピールポイントを作る事が必要です。

中途採用では『経験と実績』が最も重要視され、新卒採用者との大きな違いと認識しましょう。
何も軸を持たない未経験者同士の場合はコストが安い新卒を採用した方が雇う企業側にもメリットがありますが、コスト高でも経験がある中途採用を選ぶには即戦力と価値を求めているからです。

『経験と実績と知識』を軸にしてステップアップする事を前提にすると今の仕事でのモチベーションにも繋がり、転職をしない場合でも目に見えて成長が出ると思います、それは自分自身にとっても大きな価値となり今後の人生に必ず役立つと思われるので実践してみましょう。

最後まで記事をご覧頂き有難う御座います。

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