転職での学歴は参考程度、必要なのは経験とスキルと向上心、そして行動力!
こんにちは。“おじこ”です。
記事をご覧いただき有難う御座います!今回は私の様な学歴コンプレクスがある場合でも目標を決めて行動し続ける事により達成する事が可能になる事について紹介します。
私は地元でも底辺と言われている高校を卒業して、バイク等の機械イジリが好きだったので自動車整備の専門学校に入学・卒業しています、そのままの流れで地元の自動車ディーラーに整備士として就職。
この様な経歴なので周囲や友人も同じ様な境遇が多くスーツを着たり電車通勤をしたりと、いわゆる普通のサラリーマンの生活は一生しないと思っていました。
整備士から営業職への憧れ
自動車ディーラーの整備場で黙々と点検や修理をしていると営業の人達には華があると感じます、整備場は換気が必要なので想像通り半分野外状態で夏は暑く冬も寒い環境です、作業では大量のホコリやオイルにまみれてしまう事は避けられません。
もともと内気で知らない人と話す事も苦手に感じ、更には勉強も嫌いだったので、機械イジリが好きだった私には合った職業だと感じて多少の暑さ寒さや汚れ等は気になりませんでした。
会社でのある試乗会をキッカケに“営業職への憧れ”を持つようになった話です、試乗会の期間中、車に試乗するお客様に説明する営業のサポート役として整備士の同乗を求められ私が代表としてキレイな作業着を着て同乗する事になりました。
歴史のあるブランドの自動車だったので少しマニアックなお客様も多く、営業では対応できない事を私がサポートする場面も頻繁にあり、気付くと“作業着は着ているけど営業と同じ様に会話が出来ている”と、メンテナンスや構造的な事は私が話を出来ていて、今までの『自分が出来ないと思っていた事が実は出来るんじゃないか?』と思い嬉しくなりました。
その時から内気な自分でも変われるんじゃないかとドンドンと営業職への憧れは強くなりましたが、同時に自動車ディーラー営業の厳しさも聞いていたので別業界での営業にチャレンジしてみようと行動し、建築設備の問屋営業へ転職する事に成功。
問屋営業からメーカー営業への憧れ
在職していた問屋の営業とはメーカーの商品を問屋を介して各販売店へ商品を卸す業務で消費者とメーカーの中間業者となります、私が居た建築設備の業界に限らず流通の見直しにより、力のある販売店はメーカーとの直接取引を始める傾向があり問屋の売上は年々減少傾向で今後も加速して減少する事が予想されました。
この会社は給料は安かったけど雰囲気も良く色々な事を学ばせて頂いた恩もあるので長く働こうと考えていましたが、結婚して家庭を築こうと考えると、給料の他にも問屋業として将来性の不安がありメーカーへの転職を検討し始めました。
私の様な低学歴で、在職していた中堅の問屋で営業が出来ただけでも成功だと思っていたので、メーカーの様な大企業に入社する事は不可能な事だと考えていました。
ダメ元で違う業界でもメーカーと名の付く会社の求人募集を片っ端から調べ、違う業界や業種により給料や待遇面に大きな差がある事に気付き家電業界のメーカー営業に目標を絞って求人を調べる事にしました。
やはり大手企業になると大卒以上の条件が多く応募する事すら出来ない求人が殆どでしたが、各地域のハローワークには大手企業の支店や営業所での募集があり、雑誌やインターネットでの求人よりも競争率が低く数社ピックアップし、条件が大卒以上となっている企業にも直接電話して相談したり、専門学校卒の状態で履歴書を送る等を数社応募し4社の内定を頂く事に成功、その中の一部上場企業の国内家電メーカーに入社する事が出来ました。
面接での話では学歴は参考程度に見ている企業が多く中途採用で欲しい人材は即戦力、幸い私は前の中堅問屋では得意先に恵まれて良い実績を残す事が出来たので、職務経歴に評価を頂けていた様です。
今までの建築設備業界 中堅問屋の営業とは環境が全く変わり、物凄く不安と緊張がありましたが、私の様な低学歴が上場企業に入社できただけでラッキーだと思っていたので『とりあえず仕事を覚えてから底辺社員のまま会社に長くしがみつく』という考えでした。
先輩達にサポートされながら半年くらいで自分のペースで仕事が回せるようになると、自分自身に自信が付き仕事へのモチベーションが上がりました。
売上、目指す先輩、支店で達成出来ていない事、など様々な目標を決めて一つづつ達成する事により、早く大きく成長できる事が出来て入社1年半程で支店の主力セールスとして活躍するまでになれました。
これまでの5年間で新卒入社した自動車ディーラーから問屋営業、そして国内家電メーカーの3社を経験しましたが5年間で大きく成長して変われたと感じました。
“内気で知らない人と話す事が出来ない自分”が大手企業の営業として活躍ができる様になり、多少、転職活動中は大変な思いをしましたが、入社すると気にしていた“学歴コンプレクス”も殆ど関係ないので、今までの自分は気にし過ぎであったと思いました。
自分の目指す生活環境の憧れ
次に行動したのは収入アップとライフアンドワークバランスの環境を求めました。
キッカケは家族が増えて一戸建て住宅を購入した事で、転勤や土日出勤が多かった前職を退職して外資系の家電メーカーへ転職、同じ家電業界でもありエリアも関東圏で同じだった事と、何よりも入社した会社は殆どが中途採用者で私と同じような境遇を辿ってきた人たちが多く非常に心強かったのです。
世界的にも名のあるブランドだったので周囲に聞くと大卒者が多いのですが、前の会社以上に自然体で私にとっては最高の職場環境でした、慣れてくると収入と時間にも余裕が出来て毎週末には家族と頻繁に出かけたり、趣味であるサーフィンやキャンプも年間を通して出来るまでになり、私の望んでいた家族・仕事・趣味を十分に満たす事が出来る、充実したサラリーマン生活を送る事ができる様になりました。
前職の国内家電メーカーから外資系家電メーカーへ転職する際、やはり重要視されていた事は履歴書よりも家電業界の経験と実績の経歴書であり即戦力として活躍できる人材と思われた事だと思います。
また国内メーカーとは考え方が大きく違っていて、外資ならではのマーケティング方法や営業スキルを学ぶ事が出来て前職よりも増して更に大きく成長出来たと感じました。
周囲の友人達からも『どうして?どーやって就職した?』と聞かれる事もありますが、私が彼らより優れている事も能力もある訳ではなく、ただただ“自分の憧れや目標に向けて行動しただけ”だと思います。
目標に向かって行動した結果に成長が出来て、更に欲張った目標を持って更に成長出来て、の繰り返しが私を強くしてくれたのだと考えます。
まとめ
これまでの話で元々私の要領が良い・実は頭が良い、他の人より優れた能力を持っているから出来た、と思う人もいるかも知れませんが、まったく逆で自分で言うのも情けなくなるくらい勉強が苦手で、“自分には無理、このままで良い”と考えで、内気でクヨクヨした性格でした。
今の職場はグローバル企業で日本だけでも5000人規模の会社となり、恐らく社内で1番の低学歴だと思いますが職場環境に窮屈さを感じる事なく、現役で営業をしながらも新入社員・後輩や先輩のサポートをしている状態です。
これまでの転職で失敗もあり家族にも心配をかけてしまった事もありましたが、『失敗と判断したらすぐに辞める判断力』と『あまり深く考えずに行動』した結果、これまでやって来れたのだと思います。
整備士から営業職への憧れ
他の職種を知らない、自分は出来ない、無理だと勝手に思い込んでいる場合があります、参考程度に他の業界・業種にも興味を持ち、やりたいと思う事があればチャレンジする。
問屋営業からメーカー営業への憧れ
学歴は参考程度、苦手意識を克服して自分の強みを活かす。
自分の目指す生活環境の憧れ
理想のライフスタイルを目標として可能な限りステップアップを続ける
コンプレクス・向上心については下記の記事が参考になります。
コミュ障・低学歴でもなりたい自分になれる!成功する為の向上心
最後まで記事をご覧頂き有難う御座います。