約50年の労働期間を有意義な時間に変えよう
こんにちは。“おじこ”です。
今回は雇用体系の変化による今後の転職の考え方について紹介させて頂きます。
今の現役世代はいったい何歳まで働く事になってしまうのか?現段階で40年以上の労働期間が必要になる状態です。
人生の中で40年とは大半を占める期間となり、どーしても仕事中心の生活になってしまいます、その仕事時間を少しでも快適に有意義に過ごす為には、市場や業界の流れを見てタイミングよくステップアップ転職して自分の環境に合った仕事を目指してチャレンジする事が良いと考えます。
一昔前まで転職は『諦める』や『逃げる』等とネガティブなイメージがありましたが、環境にもよりますが同じ会社で数十年過ごす事よりもステップアップを目指して転職をした方が断然ポジティブな行動だと思います。
様々な業界や職種の知識を吸収して多角的に成長したいと考えている人に参考になりますので最後まで記事をご覧ください。
無駄な経験は無い
新卒入社した会社では、入社後数カ月で1人づつ“管理者養成学校-地獄の訓練コース”という合宿型社員教育に参加させて頂きました、合宿前に先輩から聞いていた通り壮絶な訓練をこなす必要があり、合格しないと卒業が出来ないので皆必死でした。
社会から全く遮断された状態で起床から就寝までが正に地獄の特訓の日々で、こんなに辛い経験をした事はありませんでした。
この管理者養成学校での体験の詳細については割愛しますが私の人生感が大きく変わるほど体験で、この体験がなかったら今の生活も少し変わっていた可能性もあると考える事もあります。
決してお勧めする訳ではありませんが私の場合、この管理者養成学校での経験があるので行動力や多少の事では挫けないメンタルが養われ仕事に対する意識も変わったのかも知れません。
家電メーカー営業として勤務していた頃、平日は通常の営業活動をしているのですが需要期の土日祝には店頭販売応援をする事が習慣となっていました。
需要期とは年末年始・新生活・ゴールデンウィーク・ボーナス時期2回・決算期・・・ほぼ1年中が需要期となり休みが殆ど無い状態が数年続きました、店頭販売応援は一日中立ち仕事だったので、慣れない私は足もパンパンになり、また主力店舗の担当だったので無茶苦茶忙しく1日が終わる頃には物凄い疲労感で電車に乗って1時間かけて帰り、翌日も同じ1日が始まると朝から憂鬱な気持ちで通勤していた思い出があります。
しかし販売応援も慣れてくると結構楽しくなり、なにより担当店舗の社員や他メーカーの販売応援とのコミュニケーションも取れて通常の営業がしやすくなり、消費者との直接会話により訴求ポイントや話術や話の流れの作り方など、様々な事を学ぶ事が出来て、結果的には社内での具体的な発言や得意先との営業トークも店舗視点からの意見も言える様になり、今でも良い経験だったと感じています。
他業界の知識は活用できる
職種を変えず業界を変える『軸ずらし転職』がステップアップするには便利ですが、まったく違う職種から全く違う業界に転職しても十分通用するとも思います。
前職での経験や知識も違う業界で活用できて、業界に染まっていない新しい考え方だったり得意分野になったりする事があります。
『軸ずらし転職』に関してはこちらの記事を参考にしてください。
◇自動車ディラーの整備士から転職して住宅設備の営業・白物家電の営業を経験しています、整備士の経験から取扱商品の機械の構造や原理を深く理解し、各商品の取り付け業者の手伝い等も苦にする事なく出来るのでセールスとして商品を売る時の説得力には自信がありました。
また得意先の車の相談を受けたり仕事以外の話のネタとしては活用できましたので、コミュニケーション+商品の売り込みに自信が持てて売上成果を出すまでに時間はかかりませんでした。
最近まで自分では“自動車整備士の国家資格は無駄だった”と専門学校まで行かせてもらった両親に対して少し申し訳ない気持ちもありましたが、今ではこの資格や経験のお陰で今の自分が成り立っていると思っています。
◇私は主な職種として営業で次の業界を経験しています、住宅設備卸 >白物家電 >理美容家電 >日用雑貨 >理美容家、様々な業界・会社での決まり事や習慣があり、転職した際に前職の経験・習慣・人脈が役に立つ事は多くあります。
今まで関わってきた、勤務している会社・営業先・ベンダー等の色々な業界の決まり事や習慣などの知識があるので、社内外での業務をする上で活用できる“良い所” “改善が必要だと思われる所”が見える様になり、業務改善に向けて提案する事が可能にまります。
業界や会社毎、外資などの違いでも習慣が大きく変わり、古い体質の会社などに“〇〇の業界は一般的に〇〇で対応している”等と、その業界しか知らない人と比べ解決手段や提案方法を多く知っている事は自分の強い武器だと考えています。
経験を強みに変える
同じ業界でもカテゴリーが変わるとアプローチ方法が大きく変わります、前職での業界経験や会社毎のやり方を活かして少しづつ変える事により新しい習慣を自分に取り入れてアウトプットする事が必要です。
私は数社の転職を経験する中で業界毎の悩みや会社毎の対応方法に違いがあり、今までの経験を基に改善に対するアイデアを持って最善を尽くす事により成果を上げる事が出来ました。
営業をしていると必ず目標や目的があり、それぞれ達成する為の様々なアプローチ方法があるので、その中でも極力労力をかけずに大きな成果を出す方法を模索しています。
今まで業界に無い考え方や目標達成の為に目的を変える事など、なるべく失敗を回避する為には今までの色々な経験を活用してアプローチする必要があります。
一つの職種で一つの販路だけに特化した専門性も必要ですが、多様化が進む市場ではあらゆる市場を知っておかなければ販売の拡大は厳しい状態になると考えられます。
まとめ
転職経験を積んで成長!経験を強みに変えて転職を有利にするコツ
1;無駄な経験は無い
今までの経験を無駄だと考えずに、慣れた作業・考え方などを意識して今の業務に活用できるようにしましょう。
経験した事を使わずに終わってしまうと無駄な時間と労力となるので、習得した事を活用し続ける事により“経験が強み”となり、スキルへと変える事が出来ます。
2;他業界の知識は活用できる
業務経験により得た業界や職種の経験を活用して“軸ずらし転職”で更に強化する。
他業界での知識や手段、経験・人脈・習慣は強力に活用できるツールだと考えます、業界や会社毎の問題解決方法や提案方法を多く知る事により自分自身のスキルが高まり、業務を行う上で効率良く立ち回る事が可能になります。
3;経験を強みに変える
今まで得た知識・経験・スキルを活用するにはアウトプットが重要。
折角の経験・スキルを使わずに言われた作業だけをこなす事は勿体ない行為です、経験を活かして効率・効果を最大限に活用できるよう周囲に対してアウトプットする事が必要です。
最後まで記事をご覧いただき有難う御座います。